ささやかな楽しみ

航空のしごと

羽田空港国際線というと、現在は「第3ターミナル」(一部は第2ターミナルからも出発していますが…)を思い浮かべる方が多いと思います

私が羽田空港の国際線担当として働いていた頃、まだ第3ターミナルはありませんでした

それどころか第2ターミナルも建設中で、第1ターミナルに入って左側がJAL、右側がANAをメインとして、ひとつのターミナルを一緒に使っている時代でした

JAL側にはJAS(日本エアシステム)もいましたね(今はJALと合併して名前がなくなってしまいましたが)

そんな私が羽田の国際線で働いていた当時は、現在の第2ターミナルの南側に国際線ターミナルがありました

ほんとに小さなターミナルで、サイズ感としては「ちょっとした大型スーパーのワンフロアくらい」をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません

その1階部分に、搭乗手続きカウンター、到着ロビー、事務所、売店、などがすべて詰め込まれていました

建物は2階建てで、2階には出発ロビーとラウンジ、免税品店がありました

そんな小さな建物ではあったのですが、たくさんの楽しみがありました

そのうちの一つが、遅番で仕事が終わったあとの休憩時間です

その時間帯は当時の国際線最終便の出発も終わっており、出発ロビーは”がら~ん”としていました

実は、その国際線ターミナルの正面からは、東京湾を挟んでディズニーランドが見えたんです

天気がいい日には、そのディズニーランドで上がる花火が出発ロビーからきれいに見えました

小さい花火で音も聞こえませんでしたが、その花火を眺めながら夕飯を食べるのが密かな楽しみでした

花火が終わるころにオフィスに戻り、残務処理をして帰るのが遅番のルーティーンになっていました

今となってはその建物も残っていないので懐かしい思い出ですし、現在はセキュリティや規制が厳しくなっていますので、当時のような”少し緩い”規制の中だからこそできた、古き良き時代の楽しみでした

空港って、大きな空港から小さな空港(私は今、小さな空港で働いてます)までたくさんありますが、どんな場所でもそれぞれ独自の楽しさがあると思います

もし「こんな楽しみ方がありますよ!」ということがあれば、ぜひコメントなどで教えていただきたいです

では、今日はここまで…また次回!

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