ちょっとしたひと時

航空のしごと

羽田空港のランプ(駐機場)での作業は、とにかく常に体を動かし続けるハードな仕事です

  • 巨大なコンテナをテキパキ移動させる
  • 重量のある手荷物を積載する
  • 搭乗口で急きょ発生した預け荷物をダッシュで取りに行く

まさに体力勝負の毎日

ですが、そんな慌ただしい業務の合間にも「ふっと心が和らぐ最高のひと時」がありました


朝の羽田で香る、コーヒーの秘密

特に印象に残っているのが、早朝の出発便でのことです
(確か機材はボーイング777だったと思います)

飛行機の後方下部にある「バルク」と呼ばれる貨物室で、手荷物を1個ずつ手積み(バラ積み)していたときのこと

どこからともなく、香ばしいコーヒーの香りが漂ってきたのです

バルクの真上には客室の「ギャレー(調理・準備スペース)」がありました

客室乗務員さんがフライトに向けてコーヒーを淹れていたんですね

貨物室の中で黙々と作業しながら、こう実感しました

「場所は違っても、同じひとつのフライトに向かってチーム全員で準備しているんだ」

職種は違えど、一つの目的に向かって働くプロとしての一体感を強く感じた瞬間でした


空港の裏側!?「整備士用のお風呂」という思い出

そしてもう一つの楽しみ、それは仕事後の「お風呂」です!

当時は職員用の風呂があり、1日の汗と汚れをすっきり洗い流してゆったり足を伸ばせるのが最高のリフレッシュでした

……実はここで、ちょっとしたナイショの話があります

まだ旅客部門にいた頃、頼れる先輩が「整備職員専用のお風呂」の場所をこっそり教えてくれたことがあったのです(今の時代なら怒られてしまうかもしれません笑)

羽田空港の第1ターミナルビル内にあったそのお風呂に浸かった後は、会社の送迎バスに乗ってトレーニングセンターまで移動し、そこから徒歩で寮へ帰る——。それが当時のルーティンでした

今振り返れば「古き良き時代」の最高の思い出です


羽田を卒業、そして波乱の展開へ…

こうして私は、旅客と搭載という2つの部門で濃密な4年間を過ごしました。

大変なこともありましたが、今でも思い出すと胸が熱くなる大好きな時間です

そしてついに、羽田空港を卒業する日がやってきます
ここから私の人生はさらなる波乱に満ちた日々へと突入していくのですが……そのお話は、また次回にお伝えしますね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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